南アジアでの登山・トレッキングの持ち物チェックリスト

トレッキングには適切なアイテムを持参することが重要です。重要なものを忘れずに持参し、あまりにも多く持っていかないようにしてください。あなたやポーターが負担が重すぎると不満になることがあります。快適なトレッキングアドベンチャーに必要なもののリストは以下の通りです。

衣類

ダウンジャケット 10月~3月に標高4000m以上に行く場合は必須アイテム、ダウンパンツ冬季4000m以上に行く場合は必要。
フリース、セーター 軽量で動きやすいものが良い。
アンダーウェア 防寒用の保温性の高い速乾性のあるもの。
ズボン、パンツ ジーパンなど綿素材のものは汗が蒸発しないため避け、乾きやすいトレッキングパンツが動きやすく良い。
スパッツ、タイツ 寒さ対策に。トレッキングパンツの下に履くと防寒性が高い。
下着 速乾性のものが良い。
Tシャツ 夏や標高が高くない場所は、Tシャツだけで歩ける。
靴下 保温性、速乾性のあるものを。
帽子 冬や高地の場合は、防寒用のウール素材の物が良い。夏は日よけにつばのついたタイプのものを。
手袋 夏はいらないが、冬季トレッキングは防寒性のあるものを

トレッキング装備

トレッキングシューズ 足場の悪い山道での怪我防止のため、足首を固定できるミドル~ハイカットのトレッキングシューズが良い。防水加工されているものを。
バックパック ポーターを雇わず自分で全ての荷物を持つ場合、1週間以上のトレッキングに行く際は50リットル以上のものが必要。肩から腰にかけての長さがフィットしているものが良い。
サブバック ポーターに荷物を預ける場合、貴重品や水筒などを入れる用。背中に背負えるバックパックタイプのものが良い。
バックパックカバー 雨対策(防水)用に
寝袋 4000m以上の高地に行く場合は、保温性の高いダウン素材のものが必須。4000m以下の場合でも、冬季は夜かなり冷え込むので持っていた方が安心。
ストック 1本だけで使用するものを2本セットのものがあるが、好みに応じて。足腰の負担軽減になる。
雨具 雨対策だけではなく防寒、防風に使える。透湿性、防水性のあるゴアテックス素材のものを。折り畳み傘も必要。
サングラス 高地は紫外線が1年中強い。冬季は雪面からの照り返しもある。
サンダル ロッジでシャワーを浴びたり、リラックスする時に。靴下を履いたまま履けるタイプが良い。
水筒、テルモス 高山病予防に水分摂取は必須。テルモスにお湯を入れると湯たんぽ代わりになる。

日用品、衛生用品

トイレットペーパー ロッジにはトイレットペーパーはついていない。
タオル ロッジにタオルはない。速乾性のある素材だとより便利。
保湿クリーム 高地は予想以上に乾燥している。
リップクリーム 高地は乾燥している。普段使わない人も、持って行った方が良い。
洗面用具 石鹸、歯ブラシなど。
日焼け止め 高地は紫外線が強い。SPF値が高いものを。
常備薬 下痢止めや頭痛薬などはガイドが持っているが、日本のものの方が身体にも安心。風邪薬、鎮痛剤、胃腸薬、下痢止め、絆創膏は持っていた方が良い。高山病の薬であるダイアモックスは、ガイドが持参しているので必要なし。
虫刺されの薬、虫除けスプレー 夏のトレッキングには必須
生理用品 トレッキング中に生理になりそうな女性は必須。山の中では、あまり手に入らないし、トイレ設備もあまり良くないので、使い慣れた安心できるものを。
懐中電灯 山の中は停電が多い。また夜間、トイレに行く際も必要。ヘッドランプが便利。
予備の電池 懐中電灯の電池が切れた時に。
使い捨てカイロ 9月~5月に4000m以上のトレッキングに行く時は、持っていた方が良い。4000m以下でも冬季は必要。
ウェットティッシュ 山では水が貴重品。トレッキング中はシャワーを浴びれないこともある。身体を拭いたり、手を拭いたりするのに便利。身体を拭く際は、アルコールが入ってない大判ものが良い。日本の100円均一のお店で購入できる。またカトマンズでも購入可。
マスク 防塵、乾燥対策にあると便利です。
ビニール袋 濡れたものや汚れたものを入れる用に。数枚持っていると便利。

その他

地図 ネパールで購入可能。ガイドがいる場合は持っていなくても良いが、持っていた方が楽しさは倍増。
デジタルカメラ トレッキングの思い出を写真に。充電器も忘れずに。ロッジで充電できるところが増えている(有料のところもあり)
非常食 チョコレートやナッツ類はすぐエネルギーに替わる。また食事が合うか不安な人は、日本食(醤油、インスタント味噌汁等)があると安心。
現金、貴重品 貴重品管理はしっかりと。トレッキング中は両替できないので、ルピーを必要な分だけ両替してからトレッキングに行くと良い。なお、山の中ではお釣りがないこともあるので、小額の紙幣の用意が必要。

これらの準備をしっかりと行うことで、より楽しいヒマラヤ登山.トレッキングを楽しめることでしょう!
~人と地球に優しい旅を!~